子育てする方におすすめの間取りは?子育て世代の間取り事情
住宅選びは、失敗したので建て直す・買い替えるというわけにはいきませんよね。
「将来、子どもが生まれることも考えて住宅選びをしたいけど、どのような間取りが子育てしやすいのか分からない。」「今子育て中の方はどのような間取りの住宅に住んでいるのか知りたい。」「子どもの成長に合わせてリフォームを視野に入れ住宅選びをした方が良いのか知りたい。」
このようなことを思っている方のために本記事では、子育てにおすすめの間取りを子育て世代の間取り事情とともに詳しくご紹介していきますので、これから住宅を購入しようと思っている方や、間取りを変更しようと思っている方はぜひご覧下さい。
子育てしやすい間取りとは?
子育てしやすい間取りは、子どもの成長時期(年齢)によって変わってきますのでこの章では、成長時期の特徴とおすすめの間取りを解説していきます。
■見守りをしやすい間取り(0才~6才)
この時期の子ども好奇心旺盛で走り回ることも多いので思わぬ事故や怪我が起こりやすいです。
そのため、家事をしながら子どもと密にコミュニケーションを取ることができ、見守ることができるような開放感がある間取りやオープンキッチンがおすすめです。
■子どもとの距離が近くなる間取り(7才~12歳)
この時期の子どもは、自分の意志やチャレンジしてみたいことが自分なりにはっきりしてきますので、できるだけ子どもといろいろな話をしておいたほうが良い時期です。ですので、子ども部屋はもちろんリビングや食卓は子どもとの距離が近くなるような間取りがおすすめです。
■子どものプライバシーを尊重しながらもコミュニケーションを密に取ることができる間取り(13才以降)
中学生になると人間関係や進路といったさまざまな悩みが出てくるので、 1人になる時間も必要です。
反抗期でコミュニケーションが少なくなってしまう時期でもあるので顔をあわす機会も必要ですので自然に顔を合わすことができる間取り(リビングを通った先に子ども部屋があるといった間取り)がおすすめです。
ご紹介してきたように子どもの成長段階に合わせて間取りを決めていくことが重要です。どの成長段階でも親がリフレッシュできる場所をつくっておくことでストレスを溜めることなく子育てすることができます。
子どもの一人部屋は将来必ず必要になります、予算的に厳しいという人もいるかもしれませんが、子どもが小さいうちはパパ・ママの部屋にして大きくなったら子ども部屋にするなど、しっかり検討しましょう。後でリフォームすると割高で家計を圧迫しかねません。慎重にファミリープランを検討しましょう。
次の章では、子育て世代が間取りを決めるときのポイントをご紹介していきます。
子育て世代はここを見て間取りを選んでいる!
子育て世代は次のポイントを重視して間取りを選んでるといえます。
●子どもの安全
●自分の時間を確保することができるスペース
この3つのポイントを含む間取りにすると子育てしやすいでしょう。
子どもとのコミュニケーションは、子どもの成長とともに必ず減少します。成長している証拠でもあり、嬉しい反面寂しくもあります。このような間取りは注意しましょう。
●リビングにいても、家族の帰宅がわからない造り
●玄関からすぐの部屋が子ども部屋
子どもの安全は、間取りだけで全てをカバーすることはできません。今後の成長も考え、可能な限り安全な造りとなるよう検討した方が良いでしょう。
●階段の落下防止
●ありとあらゆる角(カウンターキッチンの角など)
最近では、住宅選びで1部屋多く考えるという人が増えています。主にパパ・ママが自分一人の時間を確保するためにですが、書斎や予備の子ども部屋、和室という形でも使えるように考えられている場合が多いです。また今後、どうなるかわからないので、どんな状況にも対応できるようにと考える人が多いからです。
●両親の介護が今後必要になるかもしれない
●レンタルスペースを借りるより安いので物置部屋として
まとめ
住宅は、簡単に買い替えることはできません。後でリフォームすればいいと思っていても、後でできないことに気づいたりすることもあります。
子どもが小さい時の環境を重視してしまうと、成長した時に不満の多い家になってしまったという声も多数あります。住宅は、部屋数など家の環境を犠牲にするよりも、立地など今後変えることができない方を優先する傾向が皆さん多いです。立地が良ければ住宅が狭くても良いのか?というと、そうとうはいえませんよね。後悔しないよう、今後の人生プランも含め家族内で話し合うことが重要です。
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