子育ての相談はどこにすればいい?誰にすればいい?
子供は社会の宝です。子供を育てるのは親の役目ですが、様々な事情で育児に迷ったり、行き詰ったりするときは必ずやってきます。
そのようなときは自分ひとりで悩まなくてもいいように、世の中には色々と相談できる場所があります。
今は問題がなくても、いつかは助けが必要になるときがくるかもしれません。
そんなときのためにも、相談できる場所を知っておくほうがよいでしょう。
児童相談所
その名の通り子供のことを相談することを目的とした公立機関で、各都道府県に設けられています。
各地方自治体には必ずありますので、まずはそこの連絡先を保存しておきましょう。いつか役に立つことがあるかもしれません。
児童相談所の全国共通ダイヤル(緊急通報用電話番号)は189番と設定されていて、24時間いつでも相談することが出来ます。
かかりつけの医師
多くの親にとって子供の健康問題はもっとも大きな悩みですし、専門的な知識が求められます。
子供が熱を出した、あるいは怪我をしたというときに、オロオロした経験をもつ人は多いでしょう。
そのようなときに心強いのは信頼できる小児科医師の存在です。
日本にはホームドクターという制度はありませんが、かかりつけのお医者さんが信頼できる人だったら、それと似たようなことをお願いしてもいいですし、そのような人に心当たりがなければ、あらかじめ探しておくとよいでしょう。
子育て支援センター
自治体が運営する公的機関のものや民間のものも含みます。
いずれも地域社会全体で子育てを支援することが目的の施設ですので、何かに困ったときは迷うことなく利用しましょう。
家族・親戚
様々な事情でそれが出来ない人もいるかもしれませんが、もし気軽に相談できる親族の人が身近にいれば、それが一番かもしれません。
パパ友、ママ友
一般的にはあまり良い意味で使われる言葉ではありませんが、保育園や学校で知り合った保護者同士のおつきあいがあると、相談できる相手にもなってくれます。
何しろ、同じような年齢の子供を育てている仲間ですので、同じような悩みを抱えているかもしれませんし、あるいは良い解決策を持っているかもしれません。
ただ愚痴を聞いてもらって共感してもらえるだけでも、気分が軽くなる。そんなときもあります。
さいごに
人に相談することや頼みごとをすることに抵抗感を持つ人は少なくありません。
相談するくらいなら自分で問題を抱え込んだ方が気楽だと思う人もいるはずです。しかし、自分自身のことなら、それでもいいのですが、子供のことになるとそうは言っていられない状況になるかもしれません。
実際に相談するかしないかは別にして、あらかじめ相談できる場所や人を知っておいた方がよいでしょう。