いままでは赤ちゃんとのスキンシップだった母乳育児…
少し寂しい気持ちですが、成長していく赤ちゃんには卒乳はいつか訪れます。
卒乳のタイミングとしては、育児休暇が終わりこれから職場復帰をする、保育園に預けるためそろそろ卒乳を考えているという方が多いのではないでしょうか。
いざ我が子に卒乳をさせようと考えていても、なかなか思っていた通りにはいきません。
特に、初めての子育てしをているママは卒乳はどのようにしたらよいのかわからない事だらけだと思います。
この記事では、これから卒乳を考えているママに子どももママも負担がなく卒乳できる方法を紹介しています。
この記事はこんな方がおすすめ
●卒乳をする目安はいつからなのか進め方が知りたい
●卒乳のスケジュールの計画の方法を知りたい
●卒乳のタイミングを赤ちゃんに教える方法を知りたい
●卒乳後のママのおっぱいのケア方法が知りたい
卒乳のタイミングの目安はいつからなの?
卒乳の時期は、子どものタイミングにあわせて行います。
人それぞれで個人差がありますが、だいたい1歳頃から始めて2歳までに自然に卒乳ができていることが多いです。
自然に卒乳できるとママは楽ですよね。
離乳食が食べれるようになってくると、母乳に関心がなくなりもういいのかなとあげなくなったら、母乳を欲しがらなくなっり自然に卒乳ができたというママもいます。
中には、母乳をほしがってもおっぱいがないとあきらめるように工夫をして卒乳したママもいますよ。
そんなママたちはみんな赤ちゃんの様子を見ながら卒乳にチャレンジしています。
子どものしぐさを観察して様子をみて卒乳のタイミングを待ちましょう。
2.離乳食が1日3食食べれている、成長に必要な栄養が食事の時に摂取できている
3.おっぱいの事を忘れて、1人で遊んでいたりいろんな物に興味をもっている
4.夜におっぱいを欲しがらない、夜泣きがなくなりぐっすり寝ている
卒乳を始めた時に注意することは?
卒乳を始める時に注意することは、以下の事が子どもの症状にあらわれたら卒乳のタイミングではありません。
・卒乳後に元気がない時
・よく熱を出す時
・嘔吐や下痢が続いている時
卒乳のタイミングを赤ちゃんに教える方法とは?
卒乳をする時は、子どものペースに合わせてやる事がポイントです。
卒乳を強引にしてしまうと、乳首を噛みついたり夜泣きがひどくなる可能性があります。また、ママのおっぱいのトラブルにもなってしまうため、計画的にやっていくことが大切になります。
・卒乳する日を家族と相談して協力してもらいましょう
・カレンダーに卒乳する日を記入しましょう
・子どもにカレンダーを見せて卒乳する日を説明しましょう
⇒子どもに説明する日は、卒乳する日の1ヵ月前から行いましょう。
赤ちゃんにカレンダーを見せながら、「おっぱい最後の日だよ。バイバイする日だよ」とお話してあげましょう。
一般的には、卒乳をはじめる時期は1歳から1歳半頃です。
まだ子供は幼いからお話しても言葉がわかっていないと決めつけないようにしましょう。
妊娠中のお腹にいる頃からずっと一緒にママと過ごしてきました。大人が思っている以上に、赤ちゃんは言葉を理解してくれていますよ。
ママが実践している卒乳の方法とコツは?
卒乳を始める時は、子どもの成長に影響がないようにすることが大切です。
おっぱいを赤ちゃんにあげる事はママにとっては負担が大きいですが、卒乳を始める時までにこの3つの事がクリアできているまでは卒乳は諦めておっぱいをあげましょう。
卒乳をはじめる日が近づいてきたら最終チェックすること3つ
☑離乳食が3食しっかり食べれている
☑成長も問題なく栄養がしっかり取れている
☑水または麦茶を必要な時に水分補給できている
この3つがクリアしていたら卒乳をはじめるタイミングです。
卒乳方法の進め方を順番に紹介します。
お昼の授乳のみやめる方法です
これがなかなか大変なんです・・・
おっぱいを欲しがってきた時は、ママは我慢!
いつもの生活リズムは変えずに、お昼は離乳食のみをあげて、朝と就寝前は母乳をあげましょう。
お昼に離乳食を食べた後は良いですが、その後しばらくするとおっぱいを欲しがる子が多いです。おっぱいを欲しがった場合は、水または麦茶を飲ませてあげる・欲しがる前にお散歩に行くなど工夫をするとよいでしょう。
子どもは、その生活に慣れてくると「おっぱいは飲めないんだ」と理解してくれます。
子供を夜寝かせる時間を決めて、就寝前に母乳を飲ませてあげましょう。
そして、夜中の授乳をやめて徐々に授乳回数を減らしていきましょう。夜中に起きておっぱいを欲しがる場合は、水または麦茶を飲ませてあげましょう。
昼間と一緒で、自然に赤ちゃんが「おっぱいは飲めないんだ」と理解するまでが大変で苦労します。
赤ちゃんが、おっぱいの事を忘れるようにする方法です
母乳をどうしても欲しがる場合は、音楽を流してあげる、絵本を読んであげる、おもちゃで遊んであげておっぱいから気をそらしましょう。
卒乳後のママのおっぱいケア方法とは?
卒乳前後期間 | ケアの流れ |
卒乳当日~3日目 | 始めた頃は、母乳を作る生産のサイクルは変わりません。おっぱいが張って痛くなる場合は、間隔をあけて授乳をして様子を見ましょう。 |
卒乳4日目 | 時間をかけて母乳を絞りだしましょう |
卒乳10日目 | 母乳の生産量がだいぶ落ち着いてきてくる頃です。 母乳を1回ごとにすっきりするまで絞りましょう。 |
卒乳1ヵ月以上 | 時々、おっぱいマッサージを行い残りの母乳を出しましょう。 少しでも残ってしまうとしこりの原因になってしまいます。 |
※困った時※ |
出産した産院や病院に行き母乳相談室を利用しましょう。 |
卒乳して1度も母乳をあげないと、3日目が一番おっぱいが張り痛み出します。
3日目にいっきに搾乳してしまいましょう。
この方法だと、4日目から母乳の生産量が落ち着いてきます。どうしても痛い場合は、氷や保冷剤でおっぱいを冷やしましょう。
ママは乳腺炎ならないように注意しましょう
※乳腺炎とは、乳腺に母乳が詰まってしまうとその部分に炎症がおき、しこりができてしまいます。
卒乳後に、母乳をしっかり絞りださないと熱がでたり、気分が悪くなるなど体調不良につながってしまいます。また、おっぱいが痛くなって石のようにカチカチになりおっぱいが痛くなってしまいます。
卒乳後の夜泣きや寝かしつけを乗り越えましょう
夜泣きや寝かしつけをスムーズに行うコツを紹介します。
スケジュールを組み生活リズムを整えてあげましょう。
スケジュールを考える時に、食事の時間、おやつの時間、昼寝、遊ぶ時間、お風呂、夜の寝かしつけの時間と7つにわけて1日のスケジュールを考えましょう。
公園やお散歩、雨の日は室内で遊べる遊びをさせて、お昼寝の時間を短くして、夕方のお昼寝5時までと決めて優しく声をかけて起こしてあげましょう。
夜しっかり寝れるよう体制を整えてあげましょう。
部屋の照明を暗くして、テレビの音量は小さくしなるべくつけないようにしましょう。
少しの音や明るさで起きてしまうため、家族で協力して生活しましょう。
寝かせる時は、一緒に添い寝をしてあげると効果的です。
ママが寝たふりをすると赤ちゃんは諦めて寝てくれます。
子どもが聞き慣れた眠くなる音楽・オルゴールを流すと効果的です。
赤ちゃんにとって心地の良い音は、夜泣き・寝かしつけ効果的と言われています。
まとめ 赤ちゃんのお気に入りアイテムを用意しましょう
赤ちゃんと一緒に生活をしてきて、寝かしつけや夜泣きに困ったときは、赤ちゃんのお気に入りアイテムを用意してあげましょう。
タオルやぬいぐるみなどなんでも大丈夫です。赤ちゃんが気に入ったものをそばに置いてあげましょう。赤ちゃんは安心して寝むることができます。
卒乳が軌道に乗ったと思ったら、寝かしつけや夜泣きと赤ちゃんのお世話は大変です。ママ・パパは、体調を崩さないよう気を付けて下さい。
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