育児で旦那にイライラしてしまう?その原因とは?
育児の大変さについては無頓着な旦那さん、多いですよね。一番近くで理解して支えてほしいのがパパなのに…。負担を減らすどころか、パパがママのイライラを増幅させてしまうのはどうしてなのでしょう。
この記事では「育児で旦那にイライラしてしまう?その原因とは?」について解説していきます。
①育児をする脳に変化していない
ママは長い妊婦期間での体や心の変化、出産を通じてホルモンの変化により、子育て脳に変化します。もともと、子どもがあまり好きではなかったけど、いざ生まれてきたら大好きになったというママも少なくありません。
パパは子どもが生まれても、体の変化もなければ脳の変化もありません。変化したのは、環境の変化ぐらいです。変化への対応は個人差があり、最初から積極的に参加できるパパもいれば、参加できないパパもいます。○○ちゃんのパパはこうなのに!うちのパパは…とイライラしてしまいますよね。
②育児の大変さが分からない
そもそも一人で育児をした経験がないので、ママの毎日がどんな風に大変なのかが分かっていないパパが多いです。
片時も目を離せない乳幼児の育児中、睡眠不足が続くうえに、トイレやお風呂も好きな時に入れない。料理や洗濯ですら、お子さんがぐずったら続行できません。
休日にパパとママとお子さんといる時間と、ママが一人で育児をしている時間は全く違うことに想像が及ばないのです。又、大変さは想像できるものの、自分は外で仕事を頑張っているのだから、家事・育児はママに任せても問題ないと考えるパパは依然多いです。
そんなパパは仕事から早く帰ってくる努力などしようもありません。
休日に一人で遊びに行ったリ、飲んで帰ってくることにも何の悪びれもないでしょう。
③子どもと居ても自分中心
家事・育児はしても当事者意識がなく、言われたら初めて動くという感じで、自分の都合の良い時にだけ参加するパパです。
おむつ替えはママ、泣いたらママ、遊んでくれていると思ったらテレビを見せて自分は携帯ばかり…。自分の休息のついでに出来る範囲でしか育児参加をしません。
その割に人前やSNS上ではイクメンアピール…。
自分では立派に育児をしていると思っているので全否定は出来ず、モヤモヤしますよね。
④もともと無神経
やっとお子さんが寝た時に、大きな音を立てて起こす。
汚れた手で食べさせるなど衛生観念が低く、任せたくても任せられないパパ。
一見小さなことの様に見えますが、育児中お子さんを守るためにママは音や汚れには敏感になっていますので、毎日イライラがつのります。
イライラを減らすには?
1. 育児の大変さを説明する。
育児の大変さが分からないパパには「パパが居るとトイレにゆっくりいけて助かるわー。」など、普段の大変さを具体的に説明しましょう。
そして素直に助けてほしい、私も自分の時間が必要だと訴えて、パパ一人に預ける時間も作ってみましょう。
2. 喜んでいることを伝える。
子どもと居ても自分中心なパパには「いま手が離せないから頑張って!」「パパが居る時はパパ担当でお願いね!」などと励まして、出来た時には、お子さんもママも喜んでいることを伝えてみましょう。
一方でここまで出来たんだから「ま、いっか。」と諦めることで気が楽になることもあります。
3. システムを作って解決する。
もともと無神経なパパには子どもと思いっきり遊んでもらうなど、得意そうなことに専念してもらいましょう。お子さんが寝たらLINEして静かにしてもらう、家でもウエットティッシュを携帯させるなど、システム的に解決出来ることを探すとよいです。
4. 間接的に育児参加へ促す。
ひとことで育児と言っても、子どもに関することだけが育児ではありません。例えばミルクをあげる、オムツを替える、ぐずり泣きをあやすなど、直接的な育児をパパが協力してくれなくてイライラしているママは少し視点を変えてみましょう。
「育児をするママをサポート」するのも、間接的ですが立派な育児です。オムツを替えてる最中に「ちょっと、助けて~」と、参加を促していくようにするとよいです。
だんだんと、直接的にも育児参加できるイクメンへ変身させましょう。
自分の時間、2人の時間も大切に
ここまで、イライラするパパの解決法を探ってみました。
ママの側も「育児はこうでなければ!」という観念にとらわれ過ぎず、 一人になる時間を見つけてうまくストレスリリースしたいですね。ご実家や自治体の助けを借りて、パパと二人の時間を見つけて話し合うのも大切です。
お子さんの年齢と共に、パパとママも育児の大変さを共有できる素敵なパートナーに成長できるとよいですね。
まとめ
子どもが産まれる際に、男性は体や脳の変化がありません。そのため、生まれてすぐに育児に参加できるパパはそういません。
まずは、育児の大変さ、あなたがが困っていることを旦那さんへ言葉で伝えましょう。少しでも育児に参加してくれたら、やってくれたことについて喜びを伝えましょう。
完璧にできていなくても、真っ先にダメな部分を指摘するのはダメです。伝えるとしても、やわらかく「これは、こうしてほしかったな~」と伝えましょう。
ママからすると、直接的にも間接的にも育児参加しするのは当然と思ってしまいますが、はじめから求めてしまうと夫婦仲も悪くなってしまいます。
間接的な育児参加からはじめ、次に直接的な育児参加へと段階を踏むことでイライラすることなく、夫婦円満に育児を行うことができます。