1歳児の特徴とは?年齢にあった上手なお世話のコツと接し方を紹介

       
1歳児の生活とお世話コツとは?上手な接し方は何か?

子供が1歳児になると0歳児とは違い運動機能や大人が言った言葉を理解して成長する時期です。特に、初めて1歳児の子供を育てるママは成長の変化に戸惑いを感じると思います。

自我が芽生えて言うことを聞かない「イヤイヤ時期」の時はどのように接すればよいのか?しつけは何から教えてあげればよいのか、子育てをしているとたくさん悩みが出てきてしまいます。

この記事では、1歳児で身につけたい生活習慣やお世話のコツ、上手な接し方はどのようにしたらよいのか紹介します。

1歳児の生活習慣はスケジュールを立てましょう

1歳児から早寝・早起きの生活習慣を身につけましょう
家事と子育てで忙しいママですが、ママも子供と一緒の生活をしましょう。1歳児に多い悩みの夜泣きや泣かしつけも一緒に寝る習慣をつけることで、ママが隣にいることで子供は安心して寝てくれます。

生活習慣を身に着けるためには、1日のスケジュールを立てましょう
食事の時間(朝・昼・夕)、おやつの時間、昼寝の時間、遊ぶ時間、お風呂の時間、夜の就寝の時間と7つにわけて1日のスケジュールを考えましょう。

ママは家事をする時に、子供ができそうな簡単な事をお手伝いをしてもらうとコミュニケーションもとれて、子供の成長にもつながります。

1歳児の食事は工夫をして作りましょう

1歳児の子供の食事の時間は、朝食は7時・昼食は12時・夕食は17時か18時と決めて一緒に楽しく食事の時間を過ごしましょう。
食事を作る時は、自分で食べられるように手づかみしやすいメニューを作ってあげましょう。子供が食事を食べない時は、おかずの大きさを小さめにカットしたり、食材の調理法を工夫してみて下さい。

野菜は特に好き嫌いが多い食材です。形を星形やハート型にしたり、好きなキャラクターでくり抜いてあげたりと、見た目から工夫をしてあげる事によって喜んで食べてくれます。いろんな方法や工夫ををしながらご飯を作り、「おいしいね」と声をかけてあげましょう。食事の時間は、好き嫌いなく食べているか様子を見ながら食事をしましょう。

1歳児とお話しする時は笑顔で接してあげましょう

1歳児になると、言葉を吸収していき言語能力が発達します。1歳の前半は1語文からおしゃべりができるようになり、1歳後半10ヵ月頃になると2語文が話せるようになります。話し始めの頃は、何を言っているのかわからなくて会話ができなくても笑顔で接してあげましょう。子供は、会話をしている時目線を合わせて返事をしてもらえる事で満足しています。

1歳児の話を聞くポイントはよく聞いてあげる事です。子供は何を見て話そうとしているのか、聞きなれた単語を想像して判断し、同じ言葉を復唱してあげましょう。復唱してあげたら最後に「うんうん」「そうなの」と返事をしてあげましょう。

1歳児の時は気にいった遊びを何度も繰り返し遊ばせてあげましょう

1歳前半になると、遊びを通じて運動能力が発達していくため、手先を器用にする遊びをさせてあげましょう。

・手先を器用に使う遊び
ピースの少ないパズル、おままごと、ボール遊び、積み木、マグネット遊び、お絵かき、折り紙

1歳後半は、足の力がついて歩けるようになります。手を引きながら一緒に公園へお出かけしましょう。

・公園遊び
公園に行く時間帯はなるべく空いている時間に行き、1~2時間を目安にして遊びましょう。午前中か夕方に行くと良いでしょう。遊具は、ジャングルジムや滑り台側で見守り滑らせてあげましょう。

1歳児しつけは習慣付けることから教えてあげましょう

1歳児のしつけは、生活習慣・あいさつ・お片付けの3つを教えてあげましょう。

・生活習慣

細かい事を教えずに習慣をつける事を教えてあげることがポイントです。1歳児になるといろいろと興味関心を持ち始めるため、今までできなかった事が増えてきます。基本的な事から教えていきます。例えば、うがいや手洗い、歯磨きと少しずつ一緒に行い習慣をつけていきましょう。

1歳後半の頃には、トイレトレーニングをしましょう。最初にやることは、出なくてもトイレに行く習慣をつけさせることから始めましょう。朝起きた時、お風呂前、寝る前の3回トイレに行かせて座るところから教えていきましょう。子供が嫌がっている時は、無理にトイレトレーニングをさせてしまうとトイレを拒否してしまうため気を付けましょう。

・挨拶

1歳児になると、人見知りで恥ずかしがり最初は自分から挨拶がなかなかできません。挨拶は、大人から率先してお手本になり、家庭内から基本の挨拶の習慣をつけていきましょう。

家庭内では、朝起きたら「おはよう」、ご飯の時は「いただきます」「ごちそうさま」、就寝時には「おやすみ」、と明るく子供に挨拶をしてあげましょう。お外にお出かけする時は、自分の両親や近所の方に「こんにちは」お礼を言う時は「ありがとう」と少しずつ人に慣れさせていきましょう。自分から挨拶ができたら、褒めてあげましょう。

これから保育園や幼稚園に通う時期になります。入園が決まったら先生に、自分から朝は「おはようございます」、帰る時は「さようなら」と挨拶がしっかりできるよう練習をしておきましょう。

・お片付け

1歳児の子供にお片付けを教えてあげる時は、キッズスペースを作ってあげましょう。おもちゃの片付け場所をお部屋にスペースを作り、片づける場所を明確にしてあげる工夫をするといいでしょう。

お片付けが苦手な子は、遊び終わったら一緒にお片付けゲームをして、お片付けをする習慣を身につけましょう。

まとめ

0歳児の時はできなかったことが、急にできるようになったなど成長に驚くことが多い1歳児だと思います。子育てをしていると、かわいい姿や行動をする反面、イヤイヤ期で怒れてしまう時もあります。子育ては困ったな大変だなと思うことばかりですが、1歳児の時の思い出をたくさん作り楽しく過ごしましょう。

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