子育て支援員って何?子育て支援員についてご紹介!

       
子育て支援員って何?子育て支援員についてご紹介!

子育て支援員って何?子育て支援員についてご紹介!

「できるだけ早く仕事復帰したいけど子どもを預ける場所がなくて困っている。」「子育ての悩みを相談できる人がいない。」こんな悩みを解決してくれるのが子育て支援員です。

子育て施設といえば、はじめに思いつくのは保育士ですが、実は「子育て支援員」が子育てのサポートを行ってくれているんです。

この記事では、子育て支援員について詳しくご紹介していきますので子育てのサポートを受けたいという方はぜひご覧下さい。

 

子育て支援員とは?

子育て支援員とは保育士と同じように子育てに関する知識や、テクニックを持っている資格所有者のことです。
安全に楽しく子どもとコミュニケーションを取ったりする方法や効果的なしつけ方法などを手伝ったりアドバイスをしてくれます。

子育て支援員は具体的には以下のようなことを行います。

■子どもを一時的に預かる
共働きやシングルマザーやシングルファーザーで働きながら子育てをしている方のために、子どもを一時的に預けてお世話をしてもらえます。

預かる場所にもよりますが基本的には子どもと遊んだり、散歩に連れていったり食事のお世話やトイレのお世話、お昼寝などのケアをしてくれ、親がいなくても子どもが寂しがったり退屈することがないようにします。

■子育ての悩み相談に乗る
子育てのプロである子育て支援員は、新米ママやパパの悩み相談に乗ってアドバイスをしてくれます。

親のストレスを発散することも仕事の一環ですので、初めての子育てで不安という場合や子育てのイライラを解消したいときなどは、子育て支援員に相談してみると良いでしょう。

■保育士のサポート
子育て支援員は保育園での保育士のサポートも行います。例えば、園内に飾る飾りの制作や活動のサポートなどです。

多くの子育て支援員は、実践的な技術と知識が備わっていますので、子どもを安心して預けることができます。

子育て支援員は主にこのような業務を行っていますので困ったことがあれば依頼してみるのがおすすめです。
依頼方法については、次の章で詳しくご紹介していきます。

 

子育て支援員と保育士の違いとは?

子育て支援員と保育士の違いは、国家資格か民間資格かの違いです。保育士は指定の学校を卒業するか国家資格試験に合格する必要があります。子育て支援員は、全国の各自治体が実施する共通の研修を修了することで支援としての資格を取得することができます。

子育て支援員になるための研修は、短期間に保育や子育て支援の知識を身につけられる研修制度です。1週間程かけて約20時間~30時間の研修を終えることで、資格を取得することができます。自治体により、0円~5,000円で研修を受講することができます。

国家資格が必要となる保育士に比べハードルが低く取得しやすい資格といえます。

保育士は、クラスの担任などの業務を行います。子育て支援員は、子どもの保育という点では同じですが、クラスの担任などの業務は行いません。主に、食事、お散歩、オムツ替えなどの保育補助業務を行います。

今まで、子育てをしてきた人、子育てが落ち着いたので関わる仕事をしたい人、子どもが好きな人は、ぜひ研修を受講されてみてはいかがでしょうか。

 

子育て支援員はどこで働くことができる?

子育て支援員になると、研修を受けた自治体に限らず、全国の保育施設で働くことができます。旦那さんの仕事の都合で転勤・引っ越しをしないといけなくなった場合でも、研修を受けなおす必要はありません。引っ越し先で、新たに子育て支援員として働くことができます。

子育て支援員が働くことができる施設は、以下となります。

放課後児童クラブ(学童保育)
ファミリー・サポート・センター施設

地域子育て支援施設
小規模保育施設
事業所内保育施設
家庭保育施設(保育ママ)

一時預かり保育施設
乳児院、児童養護施設

 

 

子育て支援員の依頼方法

子育て支援員の依頼方法は、地域や事業所によって変わってきます。

お住まいの地域の子育て支援課や児童相談所へ行って「子育て支援員の依頼方法について詳しく知りたい。」ということを伝えれば、具体的な依頼方法を教えてもらえますよ。

 

最後に

子育て支援員は、子育ての経験や保育士の資格がなくても、子育て支援員の研修制度を受講することで誰でもなることができます。子育てに関わりたいという人には魅力的な仕事です。

保育士の資格を持っていない人に、大事な子どもを預けるのは不安と思う人も、少なからずいます。絶対にとは言いえませんが、保育士に比べてマイナーな子育て支援員にもかかわらず、自ら研修を受講して「子育て支援員」となっている人なので、子どもが大好き・子育てを支援したい!と本当に思っている人たちが多いのではないでしょうか。

保育士だから、子ども支援員だからという決めつけよりも、最終的には「どんな人が保育してくれるのか」施設へ訪れてしっかりと確認することが大切です。

「絵本ナビ」というサービスをご存じですか?「絵本ナビ」では子どもが楽しめる絵本が豊富にあります。絵本ナビを使って子育て支援員に絵本の読み聞かせをしてもらうのもおすすめです。

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