子供・子育て支援制度とは?支援制度についてご紹介!
「子ども・子育て支援制度って名前は聞いたことあるけど実際どんな制度かわからない!」「内閣府のホームページを見たけど何を言っているのかわからない!」こんな疑問はありませんか?
「よくわからないからないから」と、そのままにしておくと損します。仕事と子育てをするママや子どもが3人以上欲しいと思っている方にとっては制度が大きく変わりましたので、しっかり確認することをおすすめします。
今回はそんな人たちの為に『子ども・子育て支援制度』について説明していきます。育児に役立つ国の制度を使い、より良い子育てをしていきましょう!
『子ども・子育て支援制度』とは?
『子ども・子育て支援制度』とは2015年4月から導入された、幼児教育・保育・地域の子育て支援の質を向上させる新制度です。
消費税率引き上げの一部(7,000億円)を活用し、全国の自治体で実施されています。『子ども・子育て支援制度』を活用することで、子育ての負担を減らすことができるので、母子ともに幸せになれる制度と言えるでしょう。
すべての家庭を対象としており、子どもの年齢、子どもの人数、就労状況に限らず支援の質が向上しているので、それぞれ必要としている家庭が安心して子育てが行えるようになります。
『子ども・子育て支援制度』の主な施策は3つ!
『子ども・子育て支援制度』の主な施策は3つです。それが以下の3つになります。
1.『認定こども園』で親の就労関係なしに入園できる!
2.多子世帯の保育料は国が負担してくれる!
3.親子が交流できる場を増やしてくれた!
それでは詳しく見ていきましょう。
1.『認定こども園』で親の就労関係なしに入園できる!
『認定こども園』とは0〜5歳の子どもが安心して教育を受けれる施設です。全国で3,000件以上あり、親の就労状態の関係なしに通わせることができるのです。
従来の保育所や幼稚園では就労時は保育所に通い、離職すると幼稚園に通わないといけませんでした。しかし子どもにとってコロコロと環境が変わるのはあまり良いことではありません。なので『認定こども園』ができ、親の就労状態の関係なしにずっと通い続けることができるようになりました。
従来の保育所では、離職や休職した月の月末に退園しなければいけませんでしたが、就労状態に関係なく利用できるという点で、保護者にも子どもにもとてもよい制度と言えます。
イメージとしては、幼稚園と保育園の良いところを一つにしたものが「認定こども園」です。普及が推進されることで、待機児童の解消が期待されます。
2.多子世帯の保育料は国が負担してくれる!
多子世帯が認定こども園、保育所や幼稚園に兄弟で入園すると、弟は保育料が半額になります。もし三人兄弟の場合だと3人目は無料になるのです。その後の4人目、5人目ももちろん無料なので、多子世帯にはとてもありがたいでしょう。
少子高齢化社会で、対策を行わなければいけないと言われていますが、子どもが増えれば増えるほど家計を圧迫し、子どもが欲しくてもこれ以上は・・とやむなく諦めてしまっていたママ・パパにはありがたいのではないでしょうか。
3.親子が交流できる場を増やしてくれた!
国が自治体に親子が交流できる場を増やすように義務付けました。そのことにより交流の場が増え、子育て広場など、他の親子同士がコミュニケーションを取りやすい環境が整いつつあります。
交流や相談ができる「ひろば」の設置、学童保育の増設など、自治体の実状に合わせてサービスの拡充が図られるので、すべての家庭のニーズに合ったサービスを選択することができるようになりました。
企業の子育て支援を応援
企業の事業主拠出金を財源として、企業の事業所内保育施設の整備やベビーシッター派遣サービスの利用を促進を推進する制度の設立も行われています。
仕事・子育て両立支援 (平成28年度創設)
従業員が働きながら子育てしやすいように環境を整えて、離職の防止、就労の継続、女性の活動等を推進する企業を支援します。
企業主導型保育事業
従業員のための保育施設の設置・運営の費用を助成します。
※ 週2日程度の就労や夜間、休日勤務など、従業員の多様な働き方にも対応できます。
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業
残業や夜勤等でベビーシッターを利用した際に、費用の補助を受けることができます。
引用:内閣府HP
まとめ
『子ども・子育て支援制度』の導入で子育てがしやすい環境がどんどん整っています。制度をしっかり把握して積極的に活用しましょう、活用するのとしないのとではかなり子育てをする環境も変わってくるでしょう。
先輩ママにアドバイスをもらうことも大切なことですが、制度に関しては近年大きく変化を迎えているので古い情報だったということも多いです。制度については自分でネットで調べるか、役所へ行き最新の情報を収集することをおすすめします。
かわいい子どものためでもあるので、今一度『子ども・子育て支援制度』をしっかり理解してより良い教育環境を与えてあげてください。