派遣で働くメリットとデメリットとは?正社員との違いは?
1産前産後休暇・育児休暇を終えて無事託児所も決まり職場復帰をするママは、「子育て」「家事」「仕事」とこの3つを両立しなければいけません。
実際に、夫婦共働きでフルタイムで働きながら子育てをしているママはパパに協力してもらいながら、子育てをしていますがなかなか両立ができず転職を考える方もいます。いざ転職をしようと思った時に、正社員・パート・アルバイト・派遣社員と雇用形態に悩む方は多いと思います。
子育てをしながらお仕事をするのはなかなか大変です。そんな方には、子育てママに人気の派遣会社が働きやすくおすすめと聞きますが実際はどうなのか気になりなすよね。
今回は、派遣社員で働くメリット・デメリットを紹介。派遣社員と正社員で働くのでは何が違うのか比較をしながら紹介します。
派遣で働くメリット
自分の都合にあわせて働ける
派遣社員は、就業先と契約を交わした内容以上の業務のお仕事はさせてはいけないと契約書に記載されているため、契約の範囲内に従って働くことになります。正社員だと、残業を頼まれた時断りにくいという方は多いと思いますが、派遣社員の場合は勤務時間内でしか働けないため定時の時間に退勤をしても罪悪感がありません。
就業先と契約の時に、”残業あり”と契約した場合は残業をする事がありますが、就業先に”残業なし”と採用をされた場合は、頼まれても残業をすることなくはっきりと断る事ができます。正社員との違いは、就業時間内でしか働けない事です。契約の内容によりますが、急な早出や残業がないため働きやすく割り切って働けるため、派遣は子育てママでも続けやすいお仕事です。
派遣会社のフォローがある
派遣で就業していて仕事の悩みや困っている事がある時、上司に相談しにくい時はいつでも派遣社員の担当者が相談に乗ってくれます。そして、就業先でトラブルがあった時は派遣会社が間に入って対応をしてくれます。
その他、就職先へ顔合わせ(面接)の時も派遣会社の担当者の方が付いてきてくれて隣でフォローしてくれたり、派遣先の契約が終了した時でも次の派遣先の就業先が決まるまでサポートしてくれます。
各派遣会社によりますが、自分の希望の職種にあった有利なOA操作スキルアップ(Word・Excel・PowerPointなど)・語学のスキルアップ(英語)・ビジネススキルアップ(ビジネスマナー・電話対応など)スキルアップの支援をしてくれます。
未経験の職種にチャレンジしやすく大手の会社で働ける
派遣会社では、さまざまな業界の求人があります。いままで興味があり経験したいお仕事が体験でき、未経験でも派遣会社がサポートをしてくれるのでチャレンジしやすく、自分に向いているお仕事が探せるのがメリットです。
派遣では、有名な企業の大手の会社で働けるチャンスがあるのも派遣会社が人気の理由のひとつです。正社員の方は、ひとつの企業でずっと勤めないといけないのが、派遣では派遣先での雇用期間が3年と決まっているので、人間関係にも縛られず複数の企業で働くことができるので自分のスキルアップにもつながります。
派遣で働くデメリット
ボーナスが出なくて収入が安定しない
派遣では、時給は高いですが正社員ではないためボーナスが出ません。持っている資格が優良でスキルの技術が高くても、昇進もなく時給も変わらないので収入は増えないのが現状です。
そして、派遣は時給制で計算されるのでパートとアルバイトと一緒で働いた日数と時間で給料が計算されます。カレンダー通りの企業が派遣先だと、大型連休や祝日もお休みになり働く日数が減り毎月の給料が減ってしまうのがデメリットです。
派遣で働く際は、就業先の企業は年間休日がどれくらいあるのかチェックする必要があります。
時給は高いが交通費が支給されない
派遣社員の時給は、職種にもよりますがだいたい平均1200円~1500円と言われています。時給が高い理由は、派遣会社から交通費支払われず自費で交通費込みの支給となっているからです。派遣で働く勤務地は、求人探しの時に交通費を考えてなるべく勤務地を自宅の近くで探すとよいでしょう。
様々な職種がある中で、企業側が希望する資格や職歴がある場合は時給が高くなることもあります。
例えば、一般事務など資格がなくて未経験の方でもできる事務職の場合は時給が1400円。事務職の資格(秘書検定準1級・簿記・社会保険労務士など)で特別なスキルや実力があるとだいたい平均1600円~2000円と時給のアップが交渉ができることもあります。
◇派遣社員と正社員の給料の仕組み◇
派遣社員の給料のシステムは、「所得税」と「住民税」は正社員と同じで支払わなければいけません。
正社員の場合は、給料から社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)・所得税・住民税が毎月天引きされます。派遣社員の場合は、所得税は派遣会社で天引きされますが、住民税は天引きされません。地方の自治体から納付書が郵送されてくるので、自分で支払いに行く必要があります。
※派遣会社によっては、所得税と住民税が毎月の給料から天引きされる場合もあるので、登録する時に聞いて見るとよいでしょう。
雇用が安定しにくい
まず派遣は、派遣会社と雇用契約を結んでいる関係なため正社員とは雇用内容が違う事を覚えておきましょう。
派遣社員は、就業先の企業との契約期間が近くなると、今後の契約は更新か契約終了となるかが決まります。契約期間が更新なのか契約終了なのかの連絡は、派遣会社によってギリギリに教えてもらう事があるため、急にお仕事がなくなってしまいます。
派遣先で勤務態度もよく信頼性もあり認められていても、派遣先の景気が悪くなったなどの理由で雇用ができなくなり契約期間が終了になるケースもあります。このようなケースがあると考えると派遣社員で働くのは不安になりますよね。
契約更新が終了になってしまうと次の派遣先を探さなければいけません。派遣会社の担当者が次の派遣先の求人紹介はしてくれますが、あわなければ自分で求人を探してエントリーをしなければいけません。
仕事にやりがいを感じない
派遣社員のお仕事は、派遣会社と就業先の企業が交わした契約の契約内容のお仕事を求人にだしています。
お仕事ができる方で特別な技術やスキルがあり、任せたくても契約した内容しか任せられません。そのため、責任感のあるお仕事がしたくてもできずに物足りなくて、仕事にやりがいを感じないと思ってしまうデメリットがあります。
まとめ
主婦と子育て中の方は派遣に向いています
勤務時間内で働ける⇒自分の予定が立てやすい
講座やセミナーがある⇒スキルアップができる
派遣会社は、出産後にはじめて働く子育てママや主婦の方が希望するお仕事が見つけれます。派遣会社の求人は、フルタイムの求人ばかりでなくパートタイムでも働ける時短の求人もあります。そろそろ子育ても落ち着いて仕事復帰したくても、ブランクがあるから採用されるか不安という方でも大丈夫です。企業側の人手不足が深刻化しているため、未経験の方を採用するより社会人経験がある方のがニーズがあるからです。
派遣会社で働くにはまず来社登録をしましょう。来社登録は簡単にできるので、気になる派遣会社の公式サイトにいき登録してみて下さい。